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特養は作る場所によっては姥捨て山?

5月21日 日曜日

 おはようございます。昨日は北陸三大祭りの三国祭りがありました。さかやんは七尾の青柏祭、高岡の御車山祭りは見ていますので、行きたかったのですが町内会の配りものと夜間の防犯パトロールが重なり、行けずに終わりました。来年は行きたいと思います。
 今日は、これから古新聞、段ボール回収に出かけます。町内会役員は暇そうなんですが、そうでもないんですよね。

 さて、1週間ほど前に次のような記事を見つけました。


 「天城越え」が必要な70キロ離れた救急病院
 静岡県南伊豆町に、東京都杉並区が6億2400万円を拠出し、さらに年間600万円の運営費を出す予定となっている特別養護老人 ホーム「エクレシア南伊豆」(仮称)が、今夏、入所者の募集を開始する。
 なぜ、都心の杉並がわざわざ南伊豆に特養をつくるのか。地元の杉並区民から大きな疑問の声があがっている。

 「南伊豆には、健康学園という杉並区の施設がありました。健康学園は喘息や肥満など健康上の障害がある児童が集められた全寮制の施設でした。当時、クルマで4時間以上もかかる南伊豆に、肥満というだけで子供を送る親に『育児放棄ではないか』と非難の声があがっていたのです」
と話すのは、代々、杉並区で暮らし福祉施設で働く男性だ。杉並区が特養をつくると聞いて、「この特養は姥捨山だ」と確信したという。

 「特養に入るには要介護3以上という条件があり、実際には要介護が4か5の人が中心です。そのレベルだと認知症が相当程度進んでいて、自分で正常な判断をすることは困難。いくら特養が足りていないからといって、南伊豆の特養に放り込むというのは、姥捨山と一緒です。気軽に家族と会うことなど絶対に不可能。入所者の死に目にも会えないでしょう。なぜ、よりによって南伊豆を選んだのか



 特養を姥捨て山と一緒という言葉にショックを受けています。
 記事の真偽はともかくとして、特養建設の経緯などいろいろとあるんだろうと思います。知らない者がいい加減なことを言うのは良くないことと思いながら野次馬根性で書いています。

 
 特養は公的な資金が入るので、民間の同様の施設に比べて毎月の費用も安く、最も重要なことは亡くなるまでいることができます。
 ただし、介護保険の相当な部分を特養は使いますので簡単には入居できないし、数も簡単には増やせないようです。


 特養の待機者について次の記事を見つけました。
 
 2014年3月に発表された厚生労働省の報告によると、2014年3月の段階で特別養護老人ホーム待機者は52万2000人。2009年12月に集計された同調査と比較すると約10万人増加しており、たった5年で待機者数が10万人近くも増加しています。現在、特別養護老人ホームの利用者数は約52万人いるとされており、利用者と同じくらいの人が入所できずに待機しているのです。
また、入所申し込みをした人の介護度の内訳を見てみると、要介護度4~5の方が多く、そのうち在宅の高齢者は8万7000人。入所に対する緊急性が高くても、必ずしもすぐに入居できるわけではないという厳しい現状が明らかになっています。
 

 特養に入りたくても入れない状況の中で南伊豆に特養を作るのが、姥捨て山と非難されることなのかどうか個人的には疑問に思います。
 私は母を特養で看取っていただきました。
 親不孝者で1か月に1回か2回しか行きませんでした。亡くなる数年前から私が誰かもわからなかったので、余計足が遠のいたかもしれません。
 
 私が特養に通っていてわかったのですが、かなりの方が家族の訪問を受けることなく、いつも一人で入居しておられるのです。ほとんどの方は介護度5の方ばかりです。
 特養は入居待ちは順番ではありません。緊急度の高い方から入居されていきます。つまり独居老人でどなたからも介護を受けれない方が優先されます。

 気軽に会いに行く家族がおられない方や痴ほうが進み家族の方を家族と判断できない方が多いのです。特養の建設は緊急性が高いと思われますので、多少都会地と離れていても姥捨て山と言う必要はないと思います。少しぐらい遠くでも会いに行かない家族の方に問題があるとの考え方もあるのでは。毎週、湯河原に通われ「奥多摩よりも近いよ。」と言われた知事もおられましたしね。
 それと、姥捨て山の議論とは別ですが、介護職員が不足する中で、南伊豆で特養を運営するだけの介護職員を集められるのだろうかと思うのです。


 高齢化社会の大事なことだけに姥捨て山というマイナスイメージの言葉を使わずに冷静に多方面からの検討を加えていただきたいと思います。特に東京都区内は誰が考えても特養を立てるような場所はないでしょうから。
 

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さかやん

Author:さかやん
50歳代で定年前に退職し何となく10年ほど経過した男性です。趣味もなく、得意技もなくこの先、乗り切っていけるかしらと不安いっぱいですが、まじめに正直に過ごしていきたいと思っています。